ステッピングモータターミナル

位置決め制御の簡易手段として多くのアプリケーションで使用されているステッピングモータは、ロータ位置のフィードバックを必要とせず、ステップ動作の組み合わせで位置決めを行います。オープンループ制御や、長い製品寿命で、アプリケーションの価格に敏感な現場での評価が高いターミナルです。安全に位置決め動作を行うには、性能の範囲内で使用してください。

EL7031およびEL7041ステッピングモータターミナルは中容量のステッピングモータを直接接続できるよう設計されています。高周波数のPWM出力によってモータコイルの電流を正確に制御できます。

ステッピングモータターミナルはモータのパラメータを設定でき、モータとの同期動作に対応しています。単極および双極のステッピングモータに対応し、原点復帰や位置モニタリングなどの機能も充実しています。1/64マイクロステップを行うことで、静音かつ高精度なモータ制御が可能です。ベッコフのステッピングモータAS10xxシリーズとステッピングモータターミナルを組み合わせることで、小容量のサーボドライブシステムを低コストで実現できます。EL7041にはインクリメンタルエンコーダのインターフェイスがあり、位置データを読み込むことができます。 

EL7031ステッピングモータターミナルはDC24 Vの供給電圧専用に設計されています。モータ電流は最大1.5 Aです。EL7041はDC8 V~50 Vの供給電圧をサポートし、1 A~5 Aのモータ電流を設定できます。

高性能なモーション機能を必要とするアプリケーションでは減速動作で電流のフィードバックが発生し、電源ユニットに障害が発生する可能性があります。EL9570バッファキャパシタターミナルは、過電圧をフィルタリングして製品の故障を防止します。電圧がターミナルの対応範囲を超える場合は、外部抵抗に接続して過電圧を抑制します。

幅広いアプリケーションに利用できるIP67対応版も用意しています。IP67対応版EtherCATボックスモジュールEP7041は、ステッピングモータの近くに配置でき、長いモータケーブルを制御盤から配線する必要がありません。エンコーダインターフェイスやI/Oを内蔵し、プロセスデータをモニタリングできるEP7041で、メンテナンスとエンジニアリングを簡単に実現できます。