プレスリリース

EtherCAT Technology Group (ETG) は、第一回EtherCATインターオペラビリティテスト ウィークをオンラインで開催しました。一週間にもおよぶこのイベントの目的は、EtherCATデバイス開発者がオンライン上で製品のインターオペラビリティを確認しEtherCAT開発の実践的なノウハウを学ぶ場を作ることです。さらにデバイスメーカー間での知識交換の機会を提供しました。

世界各国から75名以上の登録があり、ETG初のEtherCATインターオペラビリティ テスト ウィークは2月初旬に実施されました。EtherCATコンフォーマンステストツール (CTT)、EtherCATスレーブスタックコード (SSC)、EtherCATスレーブ設定インタフェース (SCI)、Safety-over-EtherCAT (FsoE) の実装などをテーマとしたQ&Aセッションや多数のウェビナーで、参加者はEtherCAT技術についての知識を深め、最新情報を入手することができます。また、デバイスメーカーは個別にETG技術スペシャリストと直接EtherCAT実装について意見交換を行い、開発、相互運用性、テストに関する未解決の疑問点を明らかにします。

このオンラインイベントの参加者からのフィードバックは大変好評でした。特に評価が高かったのは、多くのウェビナーは録画コンテンツではなくライブで行われたことです。ETGチームは一週間を通して参加者との一般的な交流だけでなく質問にも対応しました。イベント主催者はEtherCAT インターオペラビリティテスト ウィークについて次のように振返ります。 「参加者の心に響く多彩なプログラムを組むことができました。大きな反響を得られたのは、メンバーの皆様との交流を常に大切にしてきたこと、そしてこのような困難な時期でもコミュニケーションがうまく機能したことの証だと思います。」

次回のEtherCATインターオペラビリティテスト ウィークの計画はすでに開始し、地域ごとに展開する予定です。日程はこちらに www.ethercat.org/events 掲載されます。