プレスリリース

2019/10/24
EtherCAT Technology Groupが公式にEtherCAT Gをサポート

EtherCAT Technology Group (ETG)の技術委員会はEtherCAT GをEtherCAT規格に追加することを承認しました。EtherCAT GはEtherCATの通信技術を1および10Gb/sに拡張します。今後ETGはこの技術のサポートとプロモーションを行っていきます。

EtherCAT Gは2018年にベッコフオートメーションによってEtherCAT規格の拡張として発表されました。ベッコフは先日このギガビット通信技術をETGに提案し、ETG技術委員会はレビューを行い承認しました。現在、ETGはEtherCAT Gを該当する技術仕様書に追加する作業を行っています。ETG技術委員会チェアマンであるDr. Guido BeckmannはETGがEtherCAT Gを積極的に取り入れる理由を説明しています。「EtherCATは現時点で最高速の産業用イーサネットフィールドバスであり、その卓越した動作原理のおかげでこれからもそうであり続けます。EtherCAT Gによって特に大容量データ通信を必要とするアプリケーション、例えばマシンビジョン、ハイエンド計測技術などにも対応できるようになります。つまり、EtherCAT技術の適用範囲がさらに拡大し、今後実現可能となります。」

普及している100 Mb/s EtherCAT技術はほとんどのアプリケーションで実証済みのソリューションとして使用され続けます。しかしEtherCAT Gはユーザに付加的な利点をもたらし、特にデバイスあたりで大容量のプロセスデータを送信する必要があるアプリケーションに適しています。これは例えばマシンビジョンやハイエンド計測技術あるいは従来のドライブ制御をはるかに超えるような複雑なモーションアプリケーションなどがあります。EtherCAT Gは従来のEtherCAT技術の拡張として完全に互換性があり、100Mb/s用に設計された既存デバイスはシームレスにEtherCAT Gシステムに統合でき、100Mb/s EtherCATシステム内のEtherCAT Gデバイスは従来のEtherCATデバイスとして動作します。

EtherCAT Gの中心的な要素はEtherCATブランチコントローラーの使用であり、これには2つの主要機能があります。その1つは100Mb/sデバイスによるセグメントを接続するためのノードです。もう1つは接続したEtherCATセグメントの並列処理を可能とすることです。これにより、システム内の伝送遅延を大幅に削減し、従来に比べ大幅にシステム性能を向上できます。

EtherCATの特徴: EtherCAT Gの統合は簡単です。この拡張は完全にIEEE 802.3 イーサネット規格と互換性があり、標準機能についてはコントローラー内のソフトウェア実装は不要です。「EtherCATの優越性は有名であり、オンザフライ処理、包括的な診断機能、設定が簡単であること、同期機能などがあります。これらの特徴はもちろん完全にEtherCAT Gに引き継がれます。」とDr. Beckmannは述べています。

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記述

このネットワークアーキテクチャーは標準EtherCAT、EtherCAT GおよびEtherCAT G10を統合し、通信の高速化と高データスループットを実現している例です。 (出典: ベッコフオートメーション)

 

 



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