プレスリリース
EtherCAT Technology Group (ETG)が今年の初めに開催した第一回EtherCAT インターオペラビリティテストウィークはヨーロッパを対象に開催され大きな反響がありました。そして今回は、南米、中米、北米のタイムゾーンに合わせ第二回目を開催しました。EtherCATデバイスの開発者は製品のインターオペラビリティの改善、開発ノウハウの知識向上をこのオンラインイベントを通じて実現しました。また他の参加者とのインタラクティブな知識交流の機会を設け好評を博しました。
世の中に流通している豊富なEtherCAT対応デバイス数からみてEtherCATが世界中で広く受け入れられていることがわかります。ETGは、これらのデバイスが現場で干渉なく動作し、相互に互換性があることを保証するために、コンフォーマンステストに加え、インターオペラビリティの改善をサポートするイベントを年に数回開催しています。そのようなイベントの1つがEtherCAT インターオペラビリティテストウィークであり、第二回目の開催では主にアメリカからの参加者を募りました。ウェビナーセッションに加えて、1対1エキスパートセッションでは、デバイスメーカーが個別にETGのスペシャリストと直接EtherCATの実装についてアドバイスを受け、開発およびインターオペラビリティに関する知識を共有しました。
参加者は5カ国、25社以上の企業から集まり、EtherCAT Conformance Test Tool (CTT)、EtherCAT Slave Stack Code (SSC)、EtherCAT Slave Configuration Interface (SCI)、Safety over EtherCAT (FSoE) の実装をテーマにしたセミナーに耳を傾け、Q&Aセッションに参加、そしてエキスパートセッションにおいて個々の実装に関する問題点を解決しました。
EtherCATのエキスパートであり、ETG技術委員会のチェアマンであるDr. Guido Beckmannは、このイベントについて次のように述べています。"EtherCAT イン プレスリリース ETG032021 2021 年 05 月 17 日 | Page 2 of 2 ターオペラビリティテストウィーク は、デバイスメーカーにとって、デバイスを現場で使用する前に、インターオペラビリティを改善および向上させる最良の機会です。ETGは長年にわたりEtherCAT Plug Festを世界各国で開催し経験を積み、成功へと導いてきました。オンラインでの開催によりCOVID-19の影響を受けることなく開発者とETGエキスパートとの交流を継続できることを嬉しく思います。"
このイベントの成功を受けて、今後EtherCAT インターオペラビリティテストウィークは日本、中国、韓国でも開催します。すべての日程は、オンライン www.ethercat.org/events.)で確認できます。
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一般向けプレス情報については次のメールアドレスまでお問い合わせください:press@ethercat.org
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