SPiiPlusEC スタンドアローンモーションコントローラ
最も強力なEtherCATマスターモーションコントローラ
特徴
- 64軸の同期制御
- 5 kHzでのEtherCAT通信サイクルと複雑なモーション軌道の生成
- NetworkBoost™ ネットワークの不具合を自動認識、リングトポロジーにより稼働停止を防ぎます。
- 1GbE Ethernet ホスト通信(PC、PLCとの通信)
- オープンアーキテクチャ 、ACSや他社の EtherCATデバイス、ドライバ、 I/Oと互換
- EtherCAT ネットワークセットアップ、ステージチューニング、 アプリケーション開発、セットアップの診断など を支援するサポートツール、無料ソフトウェア
ACSのSPiiPlusEC はスタンドアローンタイプの最先端EtherCAT マスターモーションコントローラです。
SPiiPlusコントローラの機能を拡張し、費用対効果、拡張性が高く、多軸同期制御に対応するよう設計されています。SPiiPlusECのオープンアーキテクチャはACSのEtherCAT サーボドライバや、ステッピングモータ用ドライバ、I/Oモジュール、他社のCoE (CAN over EtherCAT) プロトコルに対応したデバイスと組み合わせて使用します。 独自の NetworkBoost™オプション機能があり、この機能は、ネットワークの不良時においても、バックアップ用の回路を含んだリングトポロジーのネットワークを組むことによって、稼働停止を防ぎ、装置の稼働時間を高めることができます。
SPiiPlusECのEtherCATサイクルと複雑なモーション軌道生成は 1~5kHzでアップデートされ、 ACSドライバは常時20kHzでサーボコントロールアルゴリズムを実行、かつ、分散されたクロックを用いて、各軸間で0.1msec以下の優れた同期を保証します。
SPiiPlusECは 無料で提供されるSPiiPlusNTソフトウェアの各種機能によって、開発者にとって、より使いやすい優れた製品となります。 他社のEtherCAT対応デバイスを用いる際は、他社の提供するチューニングツールを用いる必要がありますが、一度 EtherCATネットワークに接続すれば、位置や誤差、速度などの様々な位置情報をACSが提供するソフトウェアツールを用いてモニタリングすることができます。
ソフトウェアには、自動のネットワークセットアップ、シミュレーション、遠隔操作、高速の診断、素早いエラー復旧機能などが含まれ、製品を理解するために必要な時間やコストを可能な限り小さくします。シミュレーション機能は、ハードウェア無しでアプリケーション開発をすることができ、ハードウェアの納期を待たず、開発を進められるので、全体の開発期間の短縮となります。