RX72M
RX72Mグループマイコンは、RXの第3世代のCPUコア「RXv3コア」を搭載した240MHz動作するハイパフォーマンスな製品です。倍精度浮動小数点処理命令により処理能力が大きく向上します。
現在、機器の性能や機能が向上するにつれ、プログラムのサイズが増えており、その格納場所や読み出しスピードは、機器のリアルタイム性能を左右する重要な要素となっています。業界最速クラスの120MHzで読み出し動作が可能なフラッシュメモリを、業界最大クラスの4MB(メガバイト)搭載し、さらに、SRAMを1MB搭載しました。これらメモリにより、読み出しの遅い外付けメモリを使用する必要がないため、CPUの性能を最大限に発揮できます。
EtherCAT®スレーブコントローラを搭載し、従来専用コントローラを 必要としたシステム構成を1チップで実現し、部品点数の削減や省スペース化に貢献します。
製品仕様
- RXv3コア240MHz動作 (6.02 CoreMark/MHz)、倍精度FPU
- 2.7V~3.6V動作をサポート
- 動作温度 -40~85℃/-40~105℃
- 大容量メモリ コードフラッシュ 最大4MB、SRAM 1MB
- デュアルバンク機能
- 多ピンパッケージ 224ピンLFBGAをラインアップ
- EtherCAT®スレーブコントローラ内蔵
- シングルチップで小型TFT LCD表示に対応(~WVGA)
- Trusted Secure IP(オプション)