FPGAベース KSJマスター基板 LZ202
- FPGAベースのオリジナルマスタースタックを搭載した高性能組込マスター基板(Xilinx Zynq 7000 series搭載)
- 50µsec以下の高速な周期通信や、50nsec以下のフレーム送出ジッターが実現可能
- ユーザーアプリはDual ARM Cortex A9 CPU上で動作可能
- ユーザアプリ用にARM CPU上に、FreeRTOSで動作するAPIやサンプルソースコードを提供可能 (CiA402プロファイル対応)
- マスターコンフィグレーションツールについても提供可
本製品LZ202は、当社でオリジナル開発したマスタースタックを搭載した自社開発基板になります。
メインICとして、AMD Xilinx Zynq700シリーズを搭載しており、FPGA上で動作する通信管理マスターIPコアと、ARM上で動作するユーザアプリケーションを組み合わせて利用いただけます。
リアルタイムなシステム構築のため、ARM CPU上にはFreeRTOSを搭載し、FreeRTOS上で動作する各種APIやサンプルソースコードの提供が可能です。
EtherCATの各種プロファイル(CiA402やSemi)にも対応することが可能です。
マスタースタックは、ClassB機能については全て満足しており、FoEなどの需要の大きなClassA機能にも対応しています。
基板背面には、拡張コネクタを搭載しているため、ユーザが要望するインターフェイスに応じた拡張基板の接続が可能です。
拡張コネクタは、全てZynqのPL部へと接続されており、57pinの信号線を扱うことが可能です。
基板スペック
| CPU | |
Xilinx Zynq SoC XC7Z010 (Dual ARM Cortex A9 CPU 667 MHz + FPGA Logic 28K logic cell) | |
| Memory | 256MB DDR3 SDRAM 1066Mbps、QSPI NOR Flash 32MB | ||
| EtherCATポート | RJ45 100Mbps 2ports | ||
| Ethernetポート | RJ45 1Gbps 1port (for TCP/IP) | ||
| USBポート | Micro-USB 1port (for UART) | ||
| スロット | microSD slot (SDHC, SDHS対応) | ||
| 拡張コネクタ | 80port’s GPIO connector (57 signals connected to PL) | ||
| 電源 | DC 24V | ||
| サイズ | 130 x 80mm | ||
| 動作温度 | 0-50 ℃ | ||
| CEマーキング | 対応 | ||
FPGAベースのマスターならではの高性能なスペックが魅力で、自社開発品のため安価に基板提供しています。
評価パッケージの販売や、マスタースタックIPコアとしての販売も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
