ETG ニュースアーカイブ2015
EtherCATの宇宙使用: 最高レベルの堅牢性
2015/11 | 国際宇宙ステーション (ISS)では複数のプロジェクトでEtherCATを採用し、ドイツ航空宇宙センタ DLRとロシア連邦宇宙局ROSKOSMOSとの共同プロジェクト “Kontur 2”や欧州宇宙機関ESAのプロジェクト“Haptics”で使用しています。ISSからはじめて地球上の多自由度ロボットのリモート制御を行いました。このタスクで宇宙飛行士Oleg Kononenkoはドイツ航空宇宙センタのロボット・メカトロニクスセンタが開発したジョイスティック“RJo”を使用しました。フォースフィードバックにより低重力環境の作業者でも地上のロボットの接触力を感じることができるようになっています。ジョイスティックのセンサとモータはEtherCATネットワークに接続されています。このDLRのプロジェクトではISSとの通信リンクは2~4msという非常に短い往復時間になっていますが、通信帯域は非常に狭く、しかもISSが上空を過ぎる数分しか使用できません。
EtherCATとOPC UA: Industrie 4.0とIoTで共同歩調
2015/11 | EtherCAT Technology Group (ETG)とOPC Foundation (OPCF) がIndustrie 4.0 と IoTで 共通インタフェースの開発に合意して以来、仕様策定作業は順調に進んでいます。この協力体制の目標はEtherCATとOPC UA間のコンシステントな通信方法の確立です。Industrie4.0とIoTでは自動化工場内やクラウド間の全ネットワーク階層やレベルでシームレスな通信技術が必要になります。ETGとOPCFが今年の当初に協力関係をアナウンスし、両団体でIndustrie4.0準拠の通信ネットワーク内で既存のデバイスや装置に内蔵する、EtherCAT通信を基にしたインタフェース仕様について作業を行っています。Industrie 4.0プラットフォームの報告書は、その参照アーキテクチャの中でデバイスとそれらからなるネットワークのカプセル化を提案しています。EtherCATネットワークからのリアルタイム通信情報がOPC UA情報モデル上で定義したマッピングをとおしてIndustrie 4.0やクラウドサービスから活用できるようになります。セキュリティ対策でカプセル化した装置や個々のデバイスを許可されていない操作から保護します。
ETG @ SPS IPC Drives 2015 – ホール2/338
2015/11 | 2015年11月24-27日にドイツ・ニュルンベルグで開催される今年のSPS IPC Drivces展示会にETGが出展します。50社を超える協賛出展社とともにEtherCATの最新の製品群やソリューションを用意しています。ETGジョイントブースはホール2のブース338です。ブース内は製品の種別ごと、コントローラ、開発製品、ドライブ・モーション、I/O & ゲートウェイやセンサ&アクチュエータのようにわかりやすく分類しています。製品の展示壁面にタッチパネルを配置し、個々の製品の技術の詳細情報などを調べられるようにしました。さらに、EtherCATの様々な特徴を理解していただけるようにマルチベンダ製品の展示と動作デモも用意しました。今回の出展のハイライトはインタオペラビリティとEtherCATマスタシステムのオープン性をI/O制御で示すでもシステムの復活です。また、24社35軸のドライブを1つのネットワークに接続し同時に制御を行うことで有名なETGの多軸デモも展示します。展示パネルには機能安全 (Safety over EtherCAT)、EtherCATオートメーションプロトコル、EtherCATデバイス開発やIndustrie 4.0 / IoTなど多様な展示内容を取りまとめています。こちらではETGの技術を理解するために有用な情報を提供しています。
展示ブースにはETGのEtherCAT技術者や協賛出展社のブース説明員がいますので技術的なディスカッションやETGに対する質問等をお受けできます。ニュルンベルグのETGジョイントブース(ホール2/338)でお会いできることを楽しみにしています。
SPS IPC Drives (2015年11月24-26日)
ETG メンバー総会 (2015年11月24日)
ETG プレスブリーフィング (2015年11月25日)
SEMICON Japan2015に出展します
2015/11 | 12月16-18日 EtherCATは国内外の主要な半導体製造装置メーカで採用が進んでいます。 ETGブースでは、日本で供給やサービスが受けられる マスタ、ドライブ機器、IO機器、アクセサリ、開発ツールなど30社のEtherCAT対応製品を展示します。また、会期中12月17日(木)と18日(金)は出展者セミナ会場にて「EtherCATの基本技術とセーフティ機能概要」をご紹介します。当セミナではゲスト講師による「SEMIワーキンググループの最新動向」のご紹介も企画しております。
詳細
SEMICON Japan (Dec 16-18, 2105)
システムコントロールフェア2015に出展します
2015/11 | 12月2-4日 ETGは3400社を超えるメンバを擁するFAオープンネットワーク団体です。ブースでは約30社が出展し日本で販売・サポート可能なEtherCAT対応製品をご紹介します。12月3日(木)14時30分からは出展者セミナ会場(西4ホール)にて「EtherCATの最新動向とセーフティ機能について」と題し講演を行います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
半導体製造装置 TWG 会議を開催
2015/10 | ETG半導体製造装置技術作業部会 (Semi TWG) の第9回会議を開催し、成功裏に終了しました。この会議は半導体業界で最大の企業の一つであり、かつETGメンバである Applied Materials (米国カリフォルニア州サンタクララ) のホストで行われました。総計43名の参加者は半導体製造装置向けデバイスメーカやそのユーザからなり、この業界対するETGの仕様策定の成果を心から賞賛しました。会議の前日に、半導体業界の参加者向けのEtherCAT技術トレーニングを開催し、33名の方が出席しました。参加者はトレーニング中に活発に質問を行い、その反響は非常に高いものでした。半導体製造装置TWGは2011年10月に最初の会議を開催し、半導体装置に使用されるデバイスやツールを対象としたデバイスプロファイルの策定を行いました。マスフローセンサ、温調器や各種バルブ、ポンプなどのデバイスプロファイルが定義されています。TWGの設立当初から多数の参加者がこの半導体製造装置TWGの活動に関心をもち続け、次回の会議は2016年5月に開催することを決定しました。日本&北米EtherCAT Plug Festの国際的評価が高まる
2015/09 | この9月にEtherCAT Technology Group (ETG) は2つのPlug Fest、2015年日本EtherCAT Plug Festを横浜で、2015年北米EtherCAT Plug Festをニュアーク (NJ) で開催しました。両イベントともに多様なEtherCATデバイスが参加し、高レベルのシステムコンフォーマンスが示されました。プレスリリースの全文はプレスセクションを参照してください。
EtherCATスレーブ開発サポートセミナ開催
2015/09 | 11月12日(木)EtherCATスレーブ開発サポートセミナを横浜で開催いたします。 本セミナでは、 EtherCAT対応の各種マスタ(マスタスタック、ソフトウエアPLC、ソフトモーション・コントローラ)をご紹介します。詳細
EtherCAT採用セミナ開催
2015/09 | 10月8日(木)EtherCAT採用セミナを東京で開催いたします。 本セミナでは、 EtherCAT対応の各種 マスタ(マスタスタック、ソフトウエアPLC、ソフトモーション・コントローラ)をご紹介します。詳細
Safety over EtherCAT & 技術アップデートセミナ
2015/08 | 9月9日ETG本部の技術委員会主催によりEtherCAT仕様の最新動向を解説する「技術アップデート セミナ」とEtherCATの安全に関するセミナ「Safety over EtherCAT」を開催します。年に一度の機会ですので是非ご参加ください。
2015 日本 EtherCAT Plug Fest開催
2015/08 | 2015/09 | 9月10-11日Plug Fest日本を開催いたします。 Plug FestではデバイスへのEtherCATマスタやスレーブの実装をインターオペラビリティの観点で評価します。 ETGのテストエンジニアが来日し技術実装やEtherCATデバイスの取扱い上のヒントなど技術的なアドバイスいたします。 EtherCATデバイス、コードおよびツールを開発しているベンダ各社様のご参加をお待ちしています。EtherCATマスター開発サポートセミナ開催
2015/07 | 8月20日(木)マスタ開発サポートセミナを東京で開催いたします。 本セミナでは、 EtherCAT対応の各種マスタ(マスタスタック、ソフトウエアPLC、ソフトモーション・コントローラ)をご紹介します。詳細
中国GB規格ドキュメントが公開されました
2015/06 | 昨年10月EtherCATは中国のGB国家規格認証を取得しました。GB関連のドキュメントは現在中国の公式の標準規格プレスで公開されています。これらのドキュメントはXinhua書店にて購入可能で、全体概要、物理層サービスとプロトコル仕様、データリンクレイヤーサービスの定義、データリンク層プロトコル仕様、アプリケーション層サービス定義、およびアプリケーション層プロトコル仕様、以上の6セクションにて販売されています。EtherCATが中国の国家標準規格として認証されたことにより中国のエンドユーザ、装置メーカ、ベンダー各社がEtherCATをより一層容易に実装しやすい環境となりました。第9回メンバミーティング日本
2015/06 | 6月12日(金)第9回ETG日本メンバミーティングを盛況の裡終了しました。 会場には100名以上の来場者をお迎えし、昨年度グローバルでのETGの活動内容 および技術アップデートをETG本部エクゼクティブディレクタのMartin Rostanより報告されました。 またETG日本地域委員会による国内での活動状況の報告そして11社のベンダー様から EtherCAT対応製品のデモ展示が行われました。 今年は注目の業界キーワードである「IoT」や「インダストリー4.0」とEtherCATとの関わりを それぞれオムロン㈱様、ベッコフオートメーション㈱様から講演いただき多くの皆様に ご好評いただきました。『第9回EtherCAT Technology Group (ETG) 日本メンバミーティング』開催
2015/05 | 今年もETG本部よりエグゼクティブディレクタのMartin Rostanが来日し、EtherCATのグローバルにおける最新動向と昨年度のETGの活動状況をご紹介します。その他、最新のEtherCAT技術情報や各社ソリューションベンダー様からのEtherCAT開発製品・ソリューションのご紹介いただきます。特別講演には、最近の産業界のキーワードである「IoT」や「インダストリー4.0」などEtherCATとの関わりを交えてご紹介するなど興味深い内容を用意しています。ETGメンバーミーティング・日本
ETG と EtherCATがよくわかる動画公開中!
2015/05 | 動画ではETGエグゼクティブディレクタのマーティン ロスタンによりイベント会場でのハイライトとETGおよびEtherCATのこれまでの発展を紹介しています。そして最近の大きなニュースとしては、マイクロチップ社とインフィニオン社がEtherCAT対応のチップを発表した事があげられます。また今年のハノーバメッセ会場ではOPC Foundationと上位層との共通インタフェースを共同開発することに合意しました。
ビデオをご覧になるには こちら をクリックしてください
2015年春期ヨーロッパEtherCAT Plug Festが新記録を樹立
2015/04 | EtherCAT Technology Groupが主催する2015年の最初の EtherCAT Plug Fest で、参加企業数、EtherCATデバイス数、インタオペラビリティテストを実施したマスタ/スレーブの組み合わせ数などいくつも新記録を樹立しました。さらにEtherCAT Slave Controller (ESC) メーカ数の記録も更新し、その1つとなる TRINAMIC Motion Controlがドイツ・ハンブルグでホストを努めました。 2014年Plug Festで行った種まきが枯れることなrク2015年のドイツ・ハンブルグのヨーロッパEtherCAT Plug Festで花開きました。この成功の原因の一つには非常に速いペースでEtherCAT製品数が増加し続けているということがあります。また一方EtherCAT Plug Festが新規のEtherCATデバイスの開発段階をサポートする手法として広く推奨されていることもあります。このイベントには合計で70名が参加し、12種類のEtherCATマスタと42製品のEtherCATスレーブが持ち込まれました。プレスリリースの全文はプレスセクションを参照してください。ETGメンバーミーティング・日本
2015/04 | 6月12日(金)第9回ETG日本メンバミーティングを開催します。ETGの活動状況および技術アップデートをメンバの皆さまにご報告する年に一度の総会です。
テクノフロンティア2015
2015/04 | メンバ数3100社を以上を擁するETGは日本で販売・サポート可能な多様なEtherCAT対応製品をご紹介します。展示ブースではEtherCAT採用セミナや開発者向けサポートセミナなど今年の開催予定セミナーやイベントもご案内いたします。
ブース位置は、8ホール入口付近の『ブースNo.8D-201』です。
尚、5月21日(木)13時20分より出展者セミナー会場②(8ホール)にて「EtherCATの最新動向と採用のメリット」と題し講演を行います。皆様のご来場をお待ちしております。
EtherCAT Technology Group と OPC Foundation がIndustrie 4.0とIoT用共通インタフェースの開発に協力
2015/04 | EtherCAT Technology Group (ETG) と OPC Foundation がIndustire 4.0およびInternet of Things (IoT)用の共通インタフェースの定義に関してハノーバー・メッセ2015において覚書を取り交わしました。両団体はそれぞれの技術が相互に補完しあうものであることに合意しました。EtherCATは装置やプラント制御に対応したリアルタイム通信が可能なEthernetフィールドバスであり、EtherCATオートメーションプロトコルを利用してマスタ間の効率的なデータ交換も可能です。OPC UAはその仕様にセキュリティ機能が内蔵され、暗号化したデータ通信をMES/ERPシステムやクラウドと行えるスケーラブルな通信プラットフォームです。 プレスリリース全文はプレスセクションを参照してください。
Infineonfが産業オートメーションのネットワーク化を牽引 EtherCAT®技術に対応した新XMC4800マイクロコントローラでIndustrie 4.0をサポート
2015/04 | ドイツ・ミュンヘン & ハノーバー (2015年4月14日) ハノーバー・メッセの期間中にInfineon Technologies AG (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)はオンチップEtherCATスレーブ機能付き32bitマイクロコントローラを新しくXMC4800シリーズとして発表しました。XMC4800シリーズの卓越したリアルタイム性能は産業オートメーションやIndustrie 4.0アプリケーションを牽引します。InfineonはEtherCATスレーブ機能を内蔵し、オンチップのフラッシュおよびアナログ/混合信号処理機能付きARM® Cortex®-Mベースのマイクロコントローラを提供する最初の半導体企業です。XMC4800シリーズはメモリ容量や動作温度範囲およびパッケージの異なる18種類の製品で構成されています。全てのXMC4800マイクロコントローラはAEC Q100認証を受けて製造され、製造業、土木、農業機械などに適しています。 「XMC4800シリーズは長年望まれながら今までなかった製品でEtherCATの実装を大幅に簡単化します。」とMaurizio Skerlj, Senior Director, Industrial and Multimarket Microcontrollers, Infineon Technologies AGが述べています。「XMC4800を使えば、専用EtherCAT ASIC、外部メモリや水晶発振子を使用しなくともEtherCAT接続に対応したコンパクトな製品を実現できます。この卓越したリアルタイム性能を組み合わせれば、XMC4800シリーズはネットワーク接続した産業オートメーションの革命を加速するでしょう」 Martin Rostan, Executive Director of the EtherCAT Technology Groupは「この新しいInfineon XMC4800マイクロコントローラがEtherCATコミュニティに歓迎されれうことは確実です。開発メーカはこのEtherCATチップに内蔵した様々な拡張機能の恩恵をうけることができ、製造コストを削減できます。さらに、動作温度範囲が広く、これにより車両搭載装置へのEtherCATの採用を加速されるでしょう。」と述べています。 プレスリリース全文はプレスセクションを参照してください。
EtherCATスレーブ開発サポートセミナ開催
2015/03 | 4月24日(金)スレーブ開発サポートセミナを開催いたします。EtherCAT 対応製品の開発を検討している方、 興味のある方に開発手順と各種ESC(EtherCATスレーブコントローラ)やスレーブボードなどの開発サポートツール を興味深い製品をご紹介します。EtherCAT採用セミナ 尼崎会場
2015/01 | 2月26日(木)EtherCAT採用セミナを尼崎会場で開催します。 日本の装置メーカやエンドユーザーの皆さまにとって大変興味深い、 EtherCATの最新技術・ 仕様動向を交えEtherCATの優れた技術とその導入により得られる装置メーカ様やエンドユーザー 様のメリットをご紹介します。